法人口座の審査基準

社名から業務内容が判断できない

法人口座の開設には、個人資産と経営資金を区別するだけでなく、社会的信用など大きなメリットがあります。とはいえ、法人の開設は、決められた書類の提出さえすれば認められる個人とは異なり、事前に審査を受けて通らなくてはいけません。審査基準は銀行によってそれぞれ異なりますが、いくつか共通するポイントがあります。その一つが事業の不透明さです。時代の移り変わりの中で、社名にアルファベットを利用する企業も増えています。社名が審査に影響を及ぼすことはありませんが、どういった事業を展開しているかイメージできないと審査に落とされてしまうこともあるので注意が必要です。社名から判断し難い場合は、別途会社の資料などを提出することが重要になります。

会社の資本金が少なすぎる

会社の資本金の額も口座開設の審査に影響を及ぼす大事なポイントの一つに挙げられます。一昔前であれば会社の設立には最低でも1000万円以上の資本金を用意することが条件とされていましたが、2006年の法改正以降は1円からでも設立が可能です。とはいえ、いくら1円からでも設立できるといっても、あまりにも少ない金額に設定してしまうと企業としての信用度が低くなります。口座開設で行われる審査も同様に、資本金の額を理由に審査に落とされてしまうこともあるので注意が必要です。金額の基準は銀行によって異なりますが、一般的に100万円が目安と考えられています。口座を開設するのであれば、最低限まとまった金額の資本金を用意することが大切です。